外柵耐震施工標準工事
外柵耐震施工標準工事とは
お墓の外柵が完成してしまうと外からでは見えない部分が必ずあります。
しかも、その見えない部分というのは、実はお墓の構造上最も大事な個所でもあるのです。
石と石とのつなぎ目であったり、接着の仕方などは石材店によっても千差万別です。
当店では日々進化し続ける耐震への取り組みを怠らず、常に最新鋭の工法をお墓創りに取り入れています。
それでは、日雪石材店の外柵耐震施工標準工事をご紹介致します。
施工事例と作業の流れ
石材専用耐震エポキシ系セラミックボンド
外柵の御影石が長い年月の間でずれることがないように、石と石の間は全て石材用セラミックボンド(エポキシ系)を使用して石材を据え付けていきます。
このボンドは完全に硬化すると、外すことが非常に困難な程固まりますので地震に強いお墓・墓石を創るためには、絶対的信頼のおける耐震ボンドです。
石と石が接する部分全てに、この耐震ボンドを使用してお墓の外柵納骨室の施工を致します。
日雪石材店のお墓・墓石工事は全ての工事でこの耐震施工標準工事を行っています。。この石材専用セラミックボンドは、ピンクとブルーの二色を混ぜ合わせますと、白色に変化をします。
しっかりと混ぜないと十分な効力を発揮できませんので完全に白くなるまで混ぜ合わせます。御影石の納骨室とお墓の石塔本体を石材専用セラミックボンドを使って一体化することによってより頑丈になります。
これで地震にも強いお墓が出来上がります。
石材専用ステンレス製L型耐震金具
耐震ボンドと併用して使用するのが、ステンレス製のL型耐震金具です。
地震でお墓の外柵や納骨室がずれることのないように、アンカーボルトで頑丈に止めていきます。石材に穴を開けてアンカーを打ちこんで、L型のステンレス製金具をボルトで締めて固定していきます。
万が一の地震でもこの耐震金具がお墓を守ってくれます。お墓の外柵に使われる石と石はもちろん、ベタ基礎と石とを一体化することによってより頑丈に補強をします。
常日頃から出来る限りのことをしているつもりですが、『ここまでやって万が一、地震で外れたらしょうがない!』という思いで、一基一基魂を込めながらお墓創りをさせていただいています。
ベタ基礎と外柵の石にL型金具を使い補強をすることで、本当の意味で基礎から一体でお墓を守るということだと思います。こちらの耐震施工は手間が掛かり、墓所が完成すると見えなくなってしまう箇所なのですが、この「見えない所ほどしっかり施工する!」ということが、お墓創りでは一番大事な工事工程のひとつなのです。
石材専用耐震弾性変成シリコーンボンド
石と石との目地(つなぎ目)には、耐震性の高い石材専用の弾性変成シリコーンボンドを使用して仕上げていきます。これは、ホームセンターとかで市販で売られているコーキングとはまったく違い石材専用に開発された弾力性に富み、耐震性耐衝撃性に非常に優れたボンドです。全ての目地にこのボンドを使って施工を致します。
広い墓所での敷石部分の石と石との目地(つなぎ目)部分でも、セメント系の目地材は使わずに、手間と材料は惜しみなく費やし、石材専用耐震弾性変成シリコーンボンドを使って施工致します。
目地の仕上がりでお墓の仕上がりが違ってきますので、特に気を使って仕上げをしていきます。

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