鉄筋ベタ基礎工事
鉄筋ベタ基礎工事とは
従来の一般的なお墓の基礎工事は、石が乗っかってくる部分にしか基礎工事をしておりませんでした。
いわゆる「布基礎工法」と言いますが、石材自体がとても重いので、布基礎では長年の間にお墓が傾いてしまう可能性があります。
重たいお墓を支えるためには、墓所全体で石材の重量を均一に分散させる「ベタ基礎工法」でなければなりません。
それでは、日雪石材店の鉄筋ベタ基礎工事をご紹介致します。
施工事例と作業の流れ
【施工事例:その1】船橋市内共同墓地 10尺×14尺 K様
お墓のベタ基礎
割栗石を墓所全体に敷き詰めて
転圧機を使って締め固めていきます。再度目つぶしとして砕石を入れ込んで、
二度目の転圧をします。お墓の広さに合わせて型枠を組んでいきます。
生コンを入れ込んだ時に型枠が外れないように、
しっかりと杭などを使って型枠を止めていきます。鉄筋を配筋していきます。
使用する鉄筋は13ミリの鉄筋で、鉄筋の間隔は200ミリのスパンで結束をしていきます。鉄筋配筋後、JIS規格の生コンクリートを入れていきます。生コンの厚みは300ミリで、通常よりも強度の高い21-18という生コンを使用しています。
仕上げコテを使って、ミリ単位で平らに均していきます。基礎の仕上がりでお墓の仕上がりが決まると言っても過言ではないので、魂込めて綺麗に美しく仕上げていきます。
【施工事例:その2】船橋市内共同墓地 10尺×14尺 K様
階段のベタ基礎
高低差があり階段を作るために、まずは土を取り除いていきます。
割栗石を墓所全体に敷き詰めて転圧機を使って締め固めていき、再度目つぶしとして砕石を入れ込んで二度目の転圧をします。
基準を出していくために、捨てコンクリートを打ちます。
型枠を組み、ベース筋、立ち上がり筋を配筋していきます。使用する鉄筋は13ミリの鉄筋で、鉄筋の間隔は200ミリのスパンで結束をしていきます。
鉄筋配筋後、JIS規格の生コンクリートを入れていきます。生コンの厚みは300ミリで、通常よりも強度の高い21-18という生コンを使用しています。
仕上げコテを使って、ミリ単位で平らに均していきます。
【施工事例:その3】船橋市内共同墓地 10尺×14尺 K様
階段の立ち上がり袖壁部分基礎
袖壁部分の外側の型枠を組みながら、
鉄筋を配筋していきます。袖壁部分の内側の型枠を組んでいきます。
ポンプ車を使って生コンを入れ込んでいきます。
階段の袖壁部分は一発仕上げの為、ピカピカになるまで何度もコテを使って仕上げていきます。
型枠を外して階段下地の高さをミリ単位で
出していきます。階段内側の下地の枠組みをしていきます。
下地完了後、御影石の階段石を一段ずつ
据え付けて完了です

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