船橋市営馬込霊園 13.2尺×13.2尺 A様
完成:2013年12月3日
石種:石碑(山梨・本山崎石)・外柵(桜御影石)
これから馬込霊園内でのお墓のリフォームをしていきます。
古くなった石碑を磨き直し加工を施して、外柵と納骨室は新しい御影石に交換していきます。
慎重にお墓を解体した後、お墓のベタ基礎工事をするために、
ミニユンボを使って地面から30センチの所まで土を掘削していきます。
根切り後、割栗石を墓所全体に敷き詰めて転圧機を使って締め固めていき、
再度砕石を入れ込んでから二度目の転圧を入念にかけていきます。
転圧をした後、型枠を組んで鉄筋を配筋していきます。
鉄筋の種類はJIS規格の10ミリと13ミリを組み合わせて、
200ミリのスパンで結束をしていきます。
生コンの厚みは250ミリから300ミリで、
通常よりも強度の高い21−18という生コンを使用しています。
4メートルの1本物のお墓の前階段の石を慎重に運んでいきます。
これだけで800キロの重さがあります。
お墓の外柵工事に取り掛かります。
石材専用に開発された数種類の耐震ボンドを使い分けながら、
ミリ単位で石材を据え付けていきます。
石材専用に開発されたステンレス製の耐震L型金具を取り付けていきます。
石材と石材には、ねじれがないように上下2か所、
そしてベタ基礎と石材が一体化になるようにダブルで耐震金具を取り付けていきます。
ここからは墓石に免震施工を施していきます。
お墓専用に開発された免震ゲルを装着して免震施工をしていきます。
石材の上部面にある緑色をした物が、大きな地震から大切なお墓を守ってくれる免震ゲルです。
お墓本体の竿石を据え付けて完成です。
雑草が生えないように、墓所全面に生コンを入れ込んで草止め工事をします。
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