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船橋市内共同墓地 10尺×14尺  K様

K様の事例

完成:2013年3月5日
石種:石碑(福島・浮金石)・外柵(G688)

日雪石材店3代目が施工についてご説明します

事例工程写真1

これからお墓工事を開始します。
手前のかなり急勾配な階段も新しく作り変えます。

事例工程写真2

お墓に行くまでに階段しかありませんでしたので、
まずはお墓工事を円滑に進めるための道創りからのスタートです。

事例工程写真3

お墓の石塔本体の撤去工事を進めていきます。
クレーンが設置出来たので良かったですが、もう少し場が悪かったりしますと、
クレーン自体が現場に入ることが出来ませんので、助かりました。

事例工程写真4

既存のお墓の外柵の石たちがかなりありますので、
一つずつ解体撤去していきます。

事例工程写真5

これから樹脂パイル製の杭を使って、頑丈なお墓を創っていきます。
今回は合計11箇所の杭を打ち込んでいきます。
実は、お施主様には10箇所打つお約束になっていましたが、
少ないよりかは多いほうが喜ばれるだろうということで、
1本サービスさせていただきました。

事例工程写真6

お墓工事専用の杭打ち機を使って、樹脂パイル製の杭を打ち込んでいきます。
この樹脂パイル杭は、2本目以降をジョイントすることが可能なので、
硬い地層に当たるまでジョイントして足すことが出来ます。

事例工程写真7

案の定、解体前のお墓は傾いておりましたので、
土を掘った時点で『相当杭が入るなぁ』という予測はしておりました。
その予測通りに1本では硬い層に当たらず、
計4メートル以上も杭が地中に入りました。

事例工程写真8

お墓全体に割栗石を敷き詰めて転圧していきます。
さらに、割栗石の間には砕石を目つぶしとして敷き込んで
再度転圧機を使って締め固めていきます。

事例工程写真9

転圧をした後、型枠を組んで鉄筋を配筋していきます。
鉄筋の種類はJIS規格の13ミリを使用して、200ミリのスパンで結束をしていきます。

事例工程写真10

鉄筋配筋後、JIS規格の生コンクリートを入れていきます。
生コンの厚みは250ミリから300ミリで、
通常よりも強度の高い21-18という生コンを使用しています。

事例工程写真11

まずは、お墓の外柵の石たちを運んでいきます。
しかし、この急坂は本当に勾配がきついので、
運搬機もなかなか上に登ってくれませんでした。

事例工程写真12

石材専用に開発された数種類の耐震ボンドを使い分けながら、
ミリ単位でお墓の親柱を据え付けていきます。

事例工程写真13

石材専用に開発されたステンレス製の耐震L型金具を取り付けていきます。

事例工程写真14

石材と石材には、ねじれがないように上下2か所、
そしてベタ基礎と石材が一体化になるようにダブルで耐震金具を取り付けていきます。

事例工程写真15

石と石が接する面にはすべて石材専用の耐震ボンドを使って、
地震にも強いお墓を創っていきます。

事例工程写真16

雑草が生えないように、墓所全面に御影石の板石を貼り合わせていきます。

事例工程写真17

石材専用の耐震ボンドをたっぷりと付けて、
石塔本体の一枚石の芝台(土台石)を据え付けていきます。

事例工程写真18

お墓の石塔本体の下台を免震施工しているところです。
特許取得済みの墓石専用に開発された免震ゲルと免震ボンドを併用して据え付けていきます。

事例工程写真19

石材の上部面にある緑色をした物が、
大きな地震から大切なお墓を守ってくれる免震ゲルです。

事例工程写真20

お墓本体の竿石を据え付けて中央の和型のお墓が完成です。

事例工程写真21

古石塔にも、耐震ボンドと免震ボンドをたっぷりと付けて据え付けていきます。
日雪石材店では、すべての石塔工事に標準仕様で免震施工をさせていただいています。

事例工程写真22

船橋市内では、こちらの特許済み墓石用免震ゲルを使った
最新の免震施工をしているのは当社だけでございます。
似たような類似品は確かに出回っていますが、
当社が取り扱っている免震ゲルは、比叡山延暦寺・清水寺など(他多数)の
国宝級の重要文化財の石造物にも採用されている最高品質のゲルを使用して
地震にも強いお墓創りをしています。

事例工程写真23

お墓の手前の階段と敷石部分の工事に進みます。
お施主様からのご要望で、
『お墓に行くまでの階段を、登りやすいように新たに作ってもらいたい』
とのことでしたので、まずは土留め工事から始めます。

事例工程写真24

手前隣のお墓が崩落しないように、
そしてお墓の階段工事が安全かつ円滑に進められる様に、頑丈に枠を留めていきます。
そして、仕上げ工事を残した創りたてのお墓も崩落しない様に、
こちらも同様に土留め枠を入れていきます。

事例工程写真25

お墓の階段部分の土留め工事の完了です。
これで安心して工事が出来ます。

事例工程写真26

割栗石を墓所全体に敷き詰めて転圧機を使って締め固めていき、
再度目つぶしとして砕石を入れ込んで二度目の転圧をします。

事例工程写真27

基準を出していくために、お墓の階段下地の捨てコンクリートを打ちます。

事例工程写真28

型枠を組んでJIS規格の13ミリの鉄筋を200ピッチで結束していきます。
鉄筋の配置、高さ共にミリ単位で寸法をはじき出して、正確に配筋していきます。
階段部分の袖壁部分は、コンクリートのベースと立ち上がりの一体型擁壁ですので、
立ち上がり筋の腹筋を結束していきます。

事例工程写真29

お墓の階段部分の基礎工事の完了です。

事例工程写真30

お墓の階段工事を着手する前に、
より正確な寸法を出すために丁張りを出していきます。

事例工程写真31

1ミリもずれることが許されませんので、
かなり気を使って位置出しをしていきます。

事例工程写真32

まずは、外側の型枠から建て込んでいきます。
擁壁部分の立ち上がり筋と腹筋を結束していきます。
『セパとPコン』という、所定の幅を確保するために施す
鋼棒部材とセパの端につける部品を取り付けました。

事例工程写真33

袖壁部分の内側の型枠を建て込んでいきます。

事例工程写真34

お墓の階段袖壁部分の立ち上がりに、ポンプ車を使って生コンを流していきます。

事例工程写真35

階段の袖壁部分は一発仕上げの為、
ピカピカになるまで何度もコテを使って仕上げていきます。

事例工程写真36

型枠を外して階段下地の高さをミリ単位で出していきます。

事例工程写真37

階段下地枠を一段ずつ吊り枠で止めていきます。
下地の高さは、一番気を使う所ですので、
ミスがないようにミリ単位で高さの精度を出していきます。

事例工程写真38

階段下地の生コン打設作業の完了です。

事例工程写真39

一段ずつコンクリートの袖壁部分に穴を開けて、アンカーボルトを打ち込んでいきます。
そしてステンレス製の耐震L型金具で補強していき、
耐震ボンドと免震コーキングボンドをたっぷりと付けて施工します。

事例工程写真40

位置、高さ共に寸分の狂いがなく、きっちりと収まりました。

事例工程写真41

所定の高さまで根切り、割栗石を敷き詰めていきます。

事例工程写真42

敷石基礎部分を一体化にするために、
お墓のベタ基礎部分と階段の壁部分にドリルで穴を開けて、
アンカーを打ちこんで、13ミリの鉄筋と結束をします。

事例工程写真43

鉄筋配筋後、JIS規格の生コンクリートを入れていきます。
生コンの厚みは450ミリで、
通常よりも強度の高い21-18という生コンを使用しています。

事例工程写真44

階段部分の目地も、石材専用の免震コーキングボンドで仕上げました。

事例工程写真45

お墓工事の完成です。