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船橋市営馬込霊園 9.8尺×9.8尺 K様

K様の事例

完成:2013年12月14日
石種:石碑(グレー御影石)・外柵(桜御影石)

日雪石材店3代目が施工についてご説明します

事例工程写真①

これから古くなったお墓のリフォームをしていきます。
今までの洋型石碑から新しい洋型石碑に交換して、
白河石の外柵と納骨室を新しい御影石の外柵と納骨室に交換していきます。

事例工程写真②

お墓の解体撤去後、割栗石を墓所全体に敷き詰めて転圧機を使って締め固めていき、
再度砕石を目つぶしとして入れてから二度目の転圧をかけていきます。
高低差がかなりある場所なので、きっちりと基礎の下地を作っていきます。

事例工程写真③

基礎の下地を作った後、お墓の寸法に合わせて型枠を組んで鉄筋を配筋していきます。
鉄筋の種類はJIS規格の10ミリと13ミリを組み合わせて、
200ミリのスパンで結束をしていきます。

事例工程写真④

鉄筋配筋後、JIS規格の生コンを入れていきます。
生コンの厚みは250ミリから300ミリで深い所は600ミリを入れて、
通常よりも強度の高い21-18という生コンを使用しています。

事例工程写真⑤

ベタ基礎工事の完成です。
高低差のある通路面は生コンの圧力がかなり掛かってきますので、頑丈に型枠を止めています。

事例工程写真⑥

お墓のベタ基礎部分が完全に乾いたらお墓の外柵、納骨室工事に取り掛かります。
石材専用に開発された数種類の耐震ボンドを使い分けながら、
正確に石材を据え付けていきます。

事例工程写真⑦

石と石には、ねじれがないように上下2か所、
そしてベタ基礎と石が一体化になるように
ダブルでステンレス製の耐震金具を取り付けていきます。

事例工程写真⑧

こちらの耐震施工は手間が掛かりますし、
墓所が完成してしまうと完全に見えなくなってしまう箇所なのですが、
この「見えない所ほどしっかり施工する!」ということが、
お墓創りでは一番大事な工事工程なのです。

事例工程写真⑨

雑草が生えないように、墓所全面に御影石の板石を貼り合わせていきます。
そして石と石との目地部分には石材専用耐震コーキングボンドを充填していきます。

事例工程写真⑩

洋型のお墓本体の土台になる芝台という
一枚物の石を石材専用の耐震ボンドを使って据え付けていきます。

事例工程写真⑪

洋型のお墓本体の上台に免震施工を施していきます。
お墓専用に開発された免震ゲルを装着して免震施工をしていきます。

事例工程写真⑫

洋型のお墓本体の竿石を免震施工で据え付けて完成です。

事例工程写真⑫

最後の仕上げとして、
お墓の外柵部分の根石とベタ基礎との接点をコテを使って強化セメントで仕上げていきます。